穴子の骨せんべい|穴子の骨を使った絶品レシピ

穴子といえばふっくらした身が主役ですが、実は「骨」も香ばしくて絶品のおつまみになります。
揚げるだけの簡単調理で、コースの箸休めや酒肴にもぴったりです。

今あるメニューにひと工夫加えるヒントとして、ぜひ取り入れてみませんか?

穴子の骨せんべいの簡単レシピ


穴子の骨(中骨):2~3尾分


塩:少々


揚げ油:適量


 下処理の手順

①流水で洗う
骨の表面についた血やぬめりを、流水でしっかりと洗い流します。
②水気を拭き取る
キッチンペーパーなどで水分をよく拭き取ります。
③必要に応じてカット
骨が長い場合は、キッチンバサミなどで食べやすい長さに切っておくと調理しやすくなります。
④表面を乾かす(食感UPのカギ)
【お手軽】
ラップをせずに冷蔵庫で1〜2時間置いて乾かします。
【本格的】
風通しの良い場所で数時間〜1日干すと、よりパリッとした仕上がりに。

下処理のポイント

①血やぬめりは丁寧に落とすこと
残っていると臭みの原因になります。

乾燥させること
この工程が仕上がりの食感を左右します。冷蔵庫での乾燥、または自然乾燥のどちらかを取り入れるのがおすすめです。

 調理の手順

①低温でじっくり揚げる
160℃の油で骨を5〜6分、ゆっくりと揚げます。
中まで火を通し、水分を飛ばすことでサクサクに仕上がります。
一度取り出して休ませる
油から取り出し、1分ほど置いて余熱で火を通します。
この工程で、揚げムラを防ぎます。
高温で二度揚げする
180℃の高温に上げ、1〜2分揚げてカリッと仕上げます。
骨がしっかり色づいてきたらOKです。
熱いうちに塩をふる
取り出してすぐ、塩をふって味付けします。
冷めてからだと塩がなじみにくくなるので、熱いうちがベスト。

アレンジとコツ

① 片栗粉をまぶす
揚げる前に骨に軽く片栗粉をまぶすと、よりサクサク食感に。
衣がついて香ばしさもアップします。

② 味付けを変える
塩のほか、山椒・七味唐辛子・カレー粉・柚子塩などのアレンジもおすすめ。
おつまみ感が強まり、風味の幅が広がります。

③ 骨が太いときは低温長めに
骨がしっかりしている場合は、160℃の低温でやや長め(7〜8分)に揚げて中まで火を通すのがポイントです。

④ 揚げたてをすぐに食べる
冷めると食感が落ちやすいため、揚げたてを味わうのがベスト。
保存する場合は、オーブントースターで軽く温め直すとカリッと戻ります。

穴子の骨レシピは、栄養価も高くてサステナブル

穴子の骨には、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルが含まれており、
せんべいにすることで効率よく摂取できます。

また、可食部を余すことなく使えるので、食品ロス削減にもつながる“サステナブルなレシピ”でもあります。

こんな場面でおすすめ!

和食や寿司のお通し・前菜として

酒肴・小鉢メニューの一品に

お弁当や仕出し料理のアクセントとして

食品ロスを抑える“アップサイクル食材”としての提案にも

まとめ

骨せんべいは、簡単・美味しい・栄養価も◎な【穴子 骨 レシピ】の王道。
プロの飲食店でも使われる料理なので、家庭でもぜひ試してみてください。

「骨までおいしい」を、ぜひあなたの食卓でも。