うなぎ白焼きVS穴子の白焼き:白焼きの真髄を味わう

こんにちは、対馬水産広報の尾崎です!

白焼きといえば、蒲焼きのイメージが強いうなぎがよく知られていますが、穴子の白焼きも負けず劣らず魅力的な一品です。同じ「白焼き」でも、うなぎと穴子では味わい、食感、調理法に大きな違いがあります。さらに、うなぎは川の魚、穴子は海の魚と、生息環境の違いもそれぞれの特徴に影響を与えています。

本記事では、うなぎと穴子、それぞれの白焼きの魅力を比較しながら、その奥深さに迫ります!

海の魚「穴子」と川の魚「うなぎ」:生息環境が味に影響する

魚の味や食感は、その 生息する環境 によって大きく変わります。

鮮魚の穴子

海の魚:穴子(アナゴ)

穴子は 海の魚 で、特に対馬周辺の天然穴子は水深のある場所で育ち、流れの中で身が引き締まるため、 脂はほどよく控えめで、上品な甘み を持っています。

▶ 特徴
✅ 身が締まっていて淡白な味わい
✅ 脂が少なく、さっぱりしている
✅ 繊細な風味があり、和洋どちらでも楽しめる

川の魚:うなぎ(ウナギ)

うなぎは 淡水魚 で、基本的に川や湖の泥の中に生息し、脂をたっぷり蓄えています。そのため、 身がやわらかく、脂の旨味が強い のが特徴です。

▶ 特徴
✅ 脂が豊富で濃厚な旨味
✅ 身がやわらかく、ふっくら仕上がる
✅ 繊細な味というより、コクがあり力強い風味

鮮魚のうなぎ

白焼き対決!味・食感・カロリーを比較

うなぎの白焼き穴子の白焼き
生息環境淡水(川・湖)海(沿岸・深場)
脂の量多めで濃厚な旨味ほどよく上品な甘み
食感ふっくら&やわらかい香ばしく、しっとり
調理法蒸してから焼く(関東風)or 直焼き(関西風)直焼きでふんわり仕上げる
味の特徴しっかりとしたコクと脂の甘み淡白で繊細な味わい
合う調味料わさび醤油、塩、柚子胡椒塩、わさび醤油、オリーブオイル
カロリー(100gあたり)約331 kcal約161 kcal

💡 うなぎは脂が多いため、 100gあたり約331 kcal と高カロリー。一方、穴子は 約161 kcal とうなぎの半分程度で、ヘルシーな食材としても注目されています。

どちらの白焼きを選ぶ?

対馬の真穴子を使った穴子の白焼き

✅ 濃厚な脂の旨味を楽しみたいなら…
👉 うなぎの白焼き!
脂の甘みとコクがあり、日本酒との相性も抜群。

✅ あっさりと上品な味を楽しみたいなら…
👉 穴子の白焼き!
カロリーも控えめで、塩やわさび醤油だけで美味しく食べられる。

まとめ

うなぎと穴子、どちらも蒲焼きが一般的ですが、白焼きにすることで 素材そのものの味をダイレクトに楽しめる のが大きな魅力です。

🍽 うなぎ白焼き → 「脂の甘みとコクを堪能する贅沢な一品」
🍽 穴子白焼き → 「軽やかで繊細な味を楽しむ大人の味」

どちらも職人の焼きの技術が光る一皿。気分や料理に合わせて選び、シンプルな味わいの奥深さを楽しんでみてはいかがでしょうか?

また、冷凍穴子を使った穴子の白焼きのレシピもご紹介していますので、ぜひご覧ください!