冷凍穴子の解凍・仕込み方法をご紹介!
プロの現場でも使われている、対馬水産の冷凍穴子。
使いやすさと仕上がりの良さから、飲食店やご家庭でもリピート多数の人気商品です。
ただし――
この冷凍穴子の持つ鮮度と旨味をしっかりと引き出すには、解凍と仕込みのひと手間が重要なんです。
今回は「生穴子」はもちろん、「煮穴子」「蒸し穴子」の解凍方法まで、それぞれに最適な解凍方法をわかりやすくご紹介。
「せっかくなら、一番おいしい状態で使いたい」という方、ぜひチェックしてみてください。
1. 冷凍の生穴子「対馬金穴子」の解凍方法
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- ① 真空パックを凍ったまま開封
- 凍った状態のまま、真空パックの端をハサミでカットしてください。

- ② ぬめりを取る
- 穴子のぬめりは強く、しっかり落とすことで臭みやぬめり残りを防げます。以下のいずれかの方法で処理してください。
▷ 方法①:手でこすり落とす
流水を流しながら、指先でぬめりをこすって落とします。
▷ 方法②:包丁の背でこそぐ
手だけで落としきれない場合は、包丁の背で皮をなでるように軽くこすります。

- ③ キッチンペーパーで水気を拭き取る
- ぬめりを落とした後は、キッチンペーパーなどで水気を丁寧に拭き取ります。
ここを丁寧にすることで、調理時の水っぽさや身崩れを防げます。

- ④ バットに移してラップをする
- 下処理を終えた穴子はバットに並べ、ラップをかけて冷蔵庫へ。調理のタイミングまでこの状態で保存してください。

美味しく仕上げるためのポイント
①やりすぎかな?と思うくらい丁寧にぬめりを取るのがおすすめです。
②包丁の背を使う際は、皮を傷つけないように優しくこするのがポイント。
③下処理後はできるだけ早めに調理してください。
2. 冷凍の煮穴子・蒸し穴子 の解凍方法

対馬水産の煮穴子・蒸し穴子は、下処理・味付け済みの調理済み冷凍商品です。
パックから出すだけで使えるため、解凍するだけでそのまま美味しく召し上がれる手軽さが特長。
お寿司や丼、酒肴、小鉢料理などにも幅広くお使いいただけます。
冷凍のままでも扱いやすく、時間がないときでもサッと解凍してすぐ使えるのが魅力です。
ただし、解凍方法を誤ると、身が乾いたり、味が抜けてしまうことがあるため、以下の手順で丁寧に扱っていただくのがおすすめです。
- ① 真空パックのまま解凍
- 袋は開けずに、真空パックのまま流水または冷蔵庫で自然解凍してください。
※再冷凍は厳禁です。解凍後はお早めにお召し上がりください。

- ② 解凍後すぐに使用可能
- 解凍が完了したら、そのまますぐにお使いいただけます。
カットして盛り付けるだけで、丼・握り・一品料理などにそのまま活用できます。
温めたい場合は、袋から出して湯せんまたはレンジで軽く温めるだけでOKです。

まとめ
冷凍穴子を美味しく仕上げるためには、商品ごとに適した解凍・仕込み方法を正しく行うことが大切です。
- 生穴子フィレは、しっかりとぬめりを取り、水気を拭き取る丁寧な下処理が仕上がりを左右します。
- 煮穴子は、真空袋のまま軽く流水で半解凍し、煮こごりをつけたまま冷蔵保存するのがポイント。
- 蒸し穴子は、袋ごと軽く流水または冷蔵庫で解凍するだけで、すぐに使えて便利です。
いずれの商品も再冷凍は避け、解凍後はなるべく早めにお召し上がりください。
基本を押さえるだけで、冷凍とは思えない品質と仕上がりを実現できます。
ぜひ日々の調理にお役立てください。