持続可能な漁業への取り組みをご紹介!

こんにちは、対馬水産です!
日本の漁業は、稚魚を含む過剰な漁獲による資源減少といった課題に直面しています。ここ対馬も例外ではありません。そのため、対馬では豊かな自然を守りながら、環境に配慮した持続可能な漁業が行われています。

今回は、対馬ならではの特徴的な漁法と、私たち対馬水産の取り組みについてご紹介します。

対馬の自然が支える持続可能な漁業

対馬の海は、速い潮流や入り組んだリアス式海岸、さらに水深200mを超える深海が特徴です。

これらの条件は、大規模な網漁には不向きですが、少量漁獲を基本とする漁業には理想的な環境です。速い潮流や複雑な地形は漁業圧を抑え、魚がゆっくり成長する時間を確保します。

そのため、対馬では高品質な魚が育ち、自然との調和を保ちながら漁業資源を持続的に活用することが可能となっています。

環境に優しい籠漁の特長

籠漁は、対馬の自然条件に最適な漁法です。この漁法は、速い潮流や深い水深、複雑な地形の影響を受けにくく、環境に優しい点が特徴です。

籠には稚魚を逃がす設計が施されており、魚が十分に成長できる環境を守る仕組みが徹底されています。また、捕獲時に魚を傷つけないため、鮮度の高い状態で魚を確保することができます。

一度に1籠で捕れる穴子は約5匹程度と少量ですが、この控えめな漁法が海への負担を軽減し、持続可能な漁業を実現しています。

未来に向けた取り組み

私たち対馬水産では、漁師たちが籠漁で捕った高品質な穴子や魚介類を直接仕入れ、丁寧に加工し出荷しています。この取り組みは、自然と共存しながら漁業資源を守るだけでなく、地域経済を支える重要な役割を果たしています。また、地元の漁師たちとの連携を深めることで、持続可能な漁業の実現に向けた取り組みを強化しています。

対馬の海とその恵みを次世代に繋げるため、私たちはこれからも環境に優しい漁業と加工技術の向上を目指し、持続可能な未来を築いていきます。

まとめ

対馬水産は、対馬の豊かな自然環境を守りながら、持続可能な漁業に取り組んでいます。環境に優しい籠漁を活用し、高品質な水産物を国内外にお届けすることで、自然と地域経済の両方を支える活動を続けています。これからも地球環境を考えた漁業の未来を切り拓き、地域と共に成長を目指してまいります。