国際基準の施設認定「EU HACCP」とは?

EU HACCP認定―安全な食品づくりの国際ルール―

「EU HACCP認定」とは

EU HACCP認証は、食品の安全性を確保するためにEUが求める国際基準の認証です。HACCPとは「Hazard Analysis and Critical Control Point」の略で、食品製造における危害要因を分析し、重要な管理点を特定して安全を確保するシステムです。
この認証を取得することで、ヨーロッパ市場で製品を輸出・販売する条件を満たし、消費者に安心・安全な食品を提供することができます。

食品製造業者にとって、EU HACCP認証は単なる義務ではなく、製品の信頼性を証明し、国際市場での競争力を高める重要な要素です。

対馬水産の「EU HACCP認定」対応商品・天然魚

対馬水産は、EU HACCP認証を取得し、ヨーロッパ市場での製品展開を積極的に行っています。当社が提供する「生穴子(対馬金穴子)」「煮穴子(西のとろあなご)」「甘鯛」「剣先イカ」などは全て天然魚で、厳格な衛生基準を満たした安心・安全な商品として、高い評価を受けています。
これらの製品は、鮮度や品質だけでなく、製造工程全体の安全性が保証されており、輸出先のバイヤーや消費者から信頼されています。

「EU HACCP 認定」がもたらす食品業界への影響

EU HACCP認定の普及は、食品業界全体の信頼性を高めています。特に、国際基準の統一により、食品の安全性が保証されることで、各国間の食品取引がスムーズになり、輸出入の障壁が大きく軽減されています。これにより、国際市場での競争が活発化し、食品業界全体の発展が促進されています。

消費者にとっては、認定が付与された製品を選ぶことで、安全で高品質な食品を手に取る安心感が得られます。また、小売業や飲食業では、HACCP認定を取得している企業との取引を優先する動きが広がり、業界全体で安全性への意識が向上しています。

まとめ

対馬水産では、EU HACCP認証を通じて、世界に誇る日本産の食品を安全かつ安心してお届けできる体制を整えています。「穴子」や「アマダイ」、「ケンサキイカ」をはじめとした製品が、ヨーロッパ市場でも高く評価されるよう、今後も品質向上と安全性の確保に努めてまいります。
EU HACCP認証は、国際基準をクリアした信頼の証として、対馬水産の海外展開を支える重要な柱となっています。