リヨン観光:フルヴィエール・古代ローマ劇場の魅力をご紹介!

こんにちは、対馬水産です!
対馬水産は、国際展示会「Sirha Lyon 2025」に出展するため、フランスのリヨンを訪れました。フランス・リヨンには、2000年以上の歴史を誇る遺跡が数多く残されています。その中でもフルヴィエール・古代ローマ劇場(Théâtres Romains de Fourvière)は、かつてローマ帝国時代に使用されていた劇場で、現在もその壮大な姿を見ることができます。
今回は、訪問の際に立ち寄ったフルヴィエール・古代ローマ劇場の魅力ご紹介します。

古代ローマ劇場とは?

フルヴィエール・古代ローマ劇場は、紀元前15年頃に建設されたフランス最古のローマ劇場の一つです。
リヨン(当時のルグドゥヌム)がローマ帝国の重要な都市だったことを示す貴重な遺跡で、円形の観客席と舞台の跡が今も残っています。約10,000人を収容できる広大な劇場では、かつて演劇や音楽、政治集会が行われていました。
現在も夏には「ナイツ・ド・フルヴィエール(Nuits de Fourvière)」という文化イベントが開催され、多くの観客を魅了しています。

壮大な遺跡とリヨンの街並み

劇場は、フルヴィエールの丘の中腹にあり、リヨン市内を一望できる絶好のロケーションです。
円形に広がる観客席に座ると、まるで古代ローマ時代にタイムスリップしたような気分に。保存状態も良く、石段や舞台の細部まで歴史の重みを感じられます。
劇場の隣にはオデオン(小劇場)の遺跡もあり、当時の都市文化の一端を垣間見ることができます。

リヨンのフルヴィエール古代ローマ劇場。石造りの観客席や舞台跡が残る遺跡。
リヨン・ガロ・ロマン文化博物館の展示品。古代ローマの石像、劇場の建築模型、復元模型、人物像の彫刻など。

考古学博物館

フルヴィエール・古代ローマ劇場の隣には、リヨン・ガロ・ロマン文明博物館(Musée Gallo-Romain de Lyon-Fourvière)があります。
ここでは、ローマ時代のリヨン(ルグドゥヌム)の遺物やモザイク、石碑などが展示されており、当時の生活や文化を詳しく知ることができます。館内は半地下構造になっていて、展示空間そのものが遺跡と一体化しているのも特徴的でした。
劇場と合わせて訪れることで、より深くローマ時代のリヨンを感じられました。

まとめ

フルヴィエール・古代ローマ劇場は、リヨンの長い歴史を感じられる貴重なスポットです。壮大な劇場跡と美しい街並み、そして現代にも受け継がれる文化イベントが魅力的でした。リヨンを訪れる際は、ぜひ古代ローマ劇場にも足を運んでみてください。
また、リヨンの観光名所である「ノートルダム大聖堂」や「サンジャン大聖堂」をご紹介する記事を掲載しておりますので、ぜひご覧下さい。

対馬水産では、今後も海外での体験や市場情報を発信していきます。次回の記事もお楽しみに!